私の手芸好きは、なんとなく周りの人にも認知されているんですが、ちょっと面白い現象がありますので、そんな話を。
なんでも手作りしていると思われている。
常日頃から、ポーチなどの小物類や手提げ袋とか、マフラーとかブローチなど、自分で作ったものを普通に使ってるんですけど。
普通にその辺で買ったものまで「つくったの?すご~い!」と言われる事が多いです。
?なぜに???(*_*)
・・・確かに手作り風なものが好きってことがあるかもしれませんが、そんなに区別つかないか?
どうやら区別がつかないようだ。
全然やらない人からすると、難易度の違いもわからないので、手作り風のものは全てそう見えるみたい。
う~ん、私にとってはラッキーな話ですね。
わは(*´艸`*)
私の目指している手作りは、「買えないものを作る」ことです。こんなの欲しいけど売ってないのよねっていう物を作りたいの。
だからこそ逆に、こんなの売ってるのね!と思うと、買っちゃうんだけど。
つまりは、普通の人はそこまでやらないけど、作れる可能性がある物たちが、私の元に集まってきているというわけです。
そんなに難しいもの、技術のいるものに固執してはいませんし、そこまでの実力も残念ながら持っていません。ただ、安易に簡単なもので満足したり、安っぽいものにしないことには、こだわってます。
それと丁寧さも!!!!!(これが一番肝心。丁寧に作ったものは大事にする。)
いま、手作りのイベントなど大盛況ですが、ひと昔まえから見ると、誰でもお手軽・簡単にできるものが主流になってきているような印象です。
巷で売っているものも、そういう方に合わせたお手軽のものが増えてきているみたい。それはそれで、いいことなんです。が。
「ちょっとだけやってみたい」人には良いのですが、もっと追求したい人には物足りないよ~。(;´Д`)
手作りするなら価値のある物にしたいわ
私のパッチワーク教室の先生が、「価値のある物」にする前提のお話をよくされるんですが・・・。
例えば、和風の作品を作るのに本物の絹の着物地を使うのと、化学繊維で作られた和風布を使うのとでは、当然美しさが違います。
細かいピースワークや面倒なアップリケなど加えた作品は、面倒だからと言ってシンプルに作ったものと並べたら、やはり別物です。
センスのいい材料でシンプルにするのも当然ありなんですが、やはり、手をかけたものや材料にこだわったものには魅入られてしまいますね。
そもそも手間と技術を加えたものは別物です。
世間一般的には・・・
手作り品って、やらない人からすると、
「売っているものみたいに上手ね」みたいな褒め言葉(?)もあるくらいだから、やはり市販のものに劣る感覚なんでしょうか?
ということは、劣って見えるようなもの作ってたら、「自己満足」の世界になっちゃうのかしら?
パッチワークなんかも、貰ったが趣味に合わなくて捨てるに捨てられないで困るって話、確かにあります。
それはちょっと悲しいので、いろいろこだわって魂込めて作っておりますが、いざさしあげるとなると、人を選ばざるを得ないです。(´・ω・`)
楽しみ方は人それぞれですが、自分自身が価値を見いだせるような「作品」を生み出していきたいものですよね。結局は、それが手芸が本当に楽しくなる秘訣なのかなと思いました。
ですので、これから手芸やってみたい方が、もしこれを読んでくださっているのでしたら、ぜひとも「ちょこっと」で満足しないで難しいと思うことにチャレンジしてみて!って言いたいです。
絶対に楽しいですから。
ではまた(´ε` )