ちょっと前の話になってしまいますが、
キルト時間フェスティバル2019が開催されました。
昨年から始まったこのキルト時間フェスティバル。
どうやら盛況だったようで、会場が昨年の倍の広さになったそうです。
こちらのイベント、海外からの展示作品が良いんですよね。(まだ2回目だけど。)
日本ではあまり見ないタイプの現代的なキルトの作品に出会えます。
今回は海外作品だけで4か所もスペースをつかってました。
海外のキルト好きな人には天国でしたぜ!ウェ~イ!
写真OKだったので撮りまくってきました。ウハウハ
使うことを前提にした実用性重視のモダンキルトの世界
じつは、私。
自分ではいまだにやったことないのですが、ミシンキルトに興味津々なのでございます。
といっても、なにやら重ねた布やにょろにょろさせた糸やリボンをミシンで縫い付けるようなアレではなくて、
もっと布のデザインをシンプルに生かしたモダンキルト!
「THE 幾何学模様!」みたいなやつ。
今回の展示は、まさにそれだったのです~!ウヒャ!
え~、まずは Modern Quilt Studio
ご夫妻のユニットで活動されていて、布のデザインも自分たちでしているそうな。
美しいですよね。&かっこえー!
純粋に日常的に使え、インテリアとしても全く目障りにならないシンプルなデザイン。
やさしい色彩。
じつはこのご夫妻、日本にお住まいだった事があるそうで
デザインに日本の影響が反映されているそうです。
確かに、余計なものをバッサリとそぎ落としたようなデザインは日本的。
しかしながら、まったくつまらないものになっていないところがすごいんだよな。
このおしゃれっぷりは何なのよ~!
お次は Tula Pink
奇しくも、こちらも布のデザインからしている方。
インスタのフォロワー11万人越えの大人気作家さん。
これ見て!
この布の模様をキルトにしてるの!
こういう感覚大好き。
Tula Pinkの布は花柄のような動物柄とか、中には缶詰柄なんかもあってかなり個性的。
柄ががらがらしている上に、カラフルなんだけど、うるさくないの。
柄好きにはたまらない組み合わせで、もう舐めるように見てきました。
そしてミシンキルトがとっても繊細なのがまた特徴的。
美しすぎてクラクラしてしまいました。
これは是非実物を見ていただきたい。また機会があったら絶対行って欲しい。
あんまり隅々まで舐めまわして観たものだから、消耗して途中でしゃがみこんでしまった…!
美意識の高さが尋常でない作品の数々!
もうひとつ、ウヒャ!と度肝を抜かれたのが、
国立キルト美術館コレクションの展示ブースでした。
こちらはモダンキルトではなく、国際的なキルトコンテストで
1等賞をとった作品がずらーっと、それはもう大迫力。
おそらく、作者は常日頃から美しいものにたくさん触れてきたんだろうなぁ
と想像させる、超ハイレベルな美しさでした。
でも、一言で言うと、やっぱりシンプルなんですよ。
ゴテゴテはしてないの。
整然としていて、ピシッとキリッとしてるんです。
とにかくデザインが秀逸。
技術的にもこんなに美しいのは観たことないというレベルでした。
良いもの観れました。
こちらは残念ながら写真不可でした。
当然だが、日本の作家さんも負けてないぜ!
気になったモダンな作品達。
F.O.I
すんごいイカしたデザイン!サイコーでした。
もっと観たい!って感じ。
郷家 啓子
うはーん。かわいい
こりゃたまらん
黒羽志寿子
これ、超かっこよかった!
以上、超私目線でお届けいたしました。
私の感想としては、
回りまわって、最終的にはシンプルなものにはかなわないなぁ
ってことだった。
とりあえず、ミシンキルトやってみたいな!
来年も楽しみです。