なかなか欲しい手芸本に巡り合えない今日この頃でした。
「簡単」とか「はじめての・・・」みたいなのが、本当に、多すぎるんだわよ。
でも、
マニアックな本もごくたまにあり、これがまたなかなかに困難を極める内容だったり、
材料の入手もおのずと難しくなりがちだったり、さらにはプロ並みだったり等々
やっぱり、楽しすぎる!
そして、美しい!
そんな中で、パッチワークの世界におけるマニアック系(…と私は思っている)
斉藤謠子さまの本、買いましたぜ。
斉藤謠子の手のひらのたからもの
前回、超細かいキルト作品に感動しておきながら、
何故かゆるーいテキトー作品に甘んじたワタクシでございましたが、
やはり、小さな布をちまちまつなげたい気持ちが盛り上がっていました。
そこでこの本!手のひらのたからもの
ちまちまちくちくしたい人に最適な本です。見ているだけで血が騒ぎます。
表紙のがま口、両手に乗るサイズ(横幅約12㎝)なので、
細かさがわかっていただけるかと思います。
四角形の1辺の長さは、1.5㎝です!しかも三角形を2枚つなげた四角形です。
ぐふっ
本気のパッチワークやアップリケをがっつり取り入れた、
手のひらに乗るサイズの小物がざくざく26品目です。
ポーチ、きんちゃく、小もの入れ、その他諸々?、ほにゃららケースの類がいろいろ。
みんな作りたい、そして使える!
つくってみました。その1
小さいので、裁断とパッチワーク・アップリケはかなりやりづらそうですが、
不思議とやっているうちに慣れてきたりなんかして、
意外と苦も無くできました。
小ものなので、もうイヤだー!ってなる前に終わるのですよ。フフフ
ちなみに私は斉藤謠子さんっぽい布では作りませんでした。どうしても、柄物をガラガラつかいたいので。
フフフ
まずは「持ち手のついたポーチ」つくりました!
かたちに一目ぼれよ!
私的には、思わずおにぎりを入れて持ち歩きたくなるような感じのポーチ。
持ち手があるところがなんとも好みだわ。
つくってみました。その2
お次は「不思議な虫のコインケース」
むむむーっ?虫がいませーん!
そうなんでーす。本当はナゾの虫のアップリケの作品なのですが、
私がやりたいのは、ちまちまパッチワークだったので、
虫のアップリケを、表紙のがま口の三角形のパッチワークに置き換えちゃいました。
このかたちのパッチワークのコインケースが欲しいんだから、しかたがないのであります!
何段、何列必要か、計算しようかと思ったけど、
型紙当てながら足りるまでつなげていく方式で出来ましたよ。小さいからこそ融通が利くのです。
それにつけても、
この小さな三角形つなぎ、繊細で良いわ~!
柄がガラガラしまくっているので、繊細さはあんまり伝わらないかも…。
ぐむむ
以上、
とりあえず、どどどーっと2個作りました。
小さいから案外早いです。
しかし、がっつり手間がかかっているので
とっても素敵な仕上がりになった思います…。
・・・というわけで、
あんまり簡単ではないパッチワーク小物
の素敵さが少しでも伝わってくれたら嬉しいのですが…。
ぜひ、やってみておくんなせい!