いつも読んでくださり、ありがとうございます。

今回は小関鈴子さんの本。えんつんが大好きな作家さんです。

スクラップキルトが好きな人なら小関鈴子さんです!

そんなわけで、ちょっと熱く語ってしまったかも・・・。

てへ

おしゃれでカッコイイのが好き

ヴィンテージやアンティークを取り入れつつ今風

小関鈴子さん

とにかくセンス抜群です。なんだかんだで、私がいつも買ってしまうのは小関鈴子さんの本。色使いはかわいいのだけど、決して子どもっぽくはなく。ヴィンテージとかレトロっぽい雰囲気が、懐かしいような・・・。でも、しっかりモダーンよ。

ハッキリ言って、どの本も、ハズレなしです。もう断言しちゃうわ!

 

小関鈴子さんの好きなモチーフであるマーガレット。どの本にも出てきます。色彩感覚とか、何か昭和のレトロ感があるな~とおもっていましたが、やはり、中原淳一さんの影響を受けていました。私も大好きなのです、中原淳一さん。

その影響を感じとることができ、他にもぼろやはぎれをテーマにしたり、パリをモチーフにしたものやトワルド・ジュイ風のプリントを使った作品など、フランスっぽいのが好きな人にもおススメ。ちなみに、フランス、ベルギーの手仕事をめぐる旅のお話も出ています。この本はキルトジャパンに連載していた記事をまとめたものだそうで、いろいろなタイプの作品作りができるアイデアやヒントをテーマごとに解説していて、非常に楽しくためになります。ちょっと普通の手芸本にはないおもしろさがあります。

 

こちらも素敵。「シンプルでカッコイイ」をテーマにしているのですが、そのためにはどんな配色や布選びをしたらいいかについての解説があります。しっかりとパターンを使ったキルトもありますが、40センチ角に切った大柄の布で作った大作のキルトもあり、初心者さんにもこれなら作れる!と思います。小物類も英字プリントをおしゃれに使っていてカッコいいです。マニッシュがテーマだけに、男性でも使えそうなので、父の日の手作りプレゼントの参考にもどうかしら。

 

こちらはミシンキルトってどんなのか気になって手にした1冊。ミシンで作るキルトの本ってあんまり見ないですよね。

内容としては、特別なミシンキルトの技法が載っているわけではなく、「手縫いではなくミシンを使って素早く簡単に作れるパッチワーク」というコンセプトなので、シンプルな作品が多いですし、難しい事はしていません。端切れでできる作品が多いのですが、「こだわりの布」の組み合わせなので、すごーくオシャレでかわいいです。

作ってみた感想としては(小さなポーチですが・・・。)やはりキルティングをミシンですると手縫いよりカッチリします。でも、「何度も洗濯して使っていくうちに、風合いが良くなります」とありましたので、ひざ掛けやベッドやソファーのカバーなど普段気楽に使う用にひとつ大作にチャレンジしてみるのもいいですよね。

 

「色で楽しむパッチワーク」という事で、色合わせのヒントが得られる本です。「こんな色の組み合わせをすると、どんなイメージになるか」をトラディショナルなパターンで表現しつつ、そのパターンを使ったバッグや小物の作り方を紹介しています。小関鈴子さんならではの色彩感覚による色の組み合わせなので、カラフルだけど、カッコいいです。「いつも同系色の組み合わせしか思いつかない~!」みたいなお悩みをお持ちの方は、この本で開眼してください。

というわけで、お気に入りの4冊をご紹介しました。小関鈴子さんの本は、自分らしい作品作りをするためのヒントとなる情報量が多いところが良いですよ~!

ではまた