先日、鎌倉のギャラリーで開催された刺繍展を見に行った帰りに、久しぶりに鎌倉スワニーに行ってきました。

鎌倉に行くのにはいい季節ですね!平日でしたが人が多くて、さすが観光地です。

お買い得はぎれ等を入手したりしてルンルンしつつ、今日はどの寸法図いただこうかしら~と目に付いたのがパーティーバッグ!いいねパーティー!(スワニーでお買い物をすると1000円のお買い上げごとに1枚寸法図がいただけるのです。ぐふふ)

という事で、パーティーバッグを作りました。よろしければ、見てやっておくんなせい。何がしかの参考になれば嬉しいです(^ν^)

 

 

 

 

このバッグの作り方、「コットンフレンド」なる雑誌に掲載されていたようです。掲載作品は「ベンリー口金待ちつきバッグキット」として、スワニーのネットショップでも入手可能。

キットも素敵で惹かれたのですが、ぐぐっとこらえ、わたくしは新たに購入するのは口金のみとし、手持ちの材料を使いました。なにせ山ほどあるからね。でも、実は別のキット買っちゃったんだけどな。ワハ

ベンリー口金。取り付け簡単。確かに便利だ。

 

というわけで、パーティーだから、いつものコットンは使わないで、とっておきのコたちを使うわよー!

材料たちよ~!

 

 

お店で見た見本はコットンで柔らかなギャザーで、という感じでしたが、今回わたくしが使用したのはモアレとか張りのあるシルク生地なので、ちょっぴりカチッとした感じにする事にしました。

このシルク生地は、もう何年も前に東京ドームのキルトフェスティバルにてウットリ購入した詰め合わせセット(写真右)。年に2回くらい鑑賞しては箪笥にしまうを繰り返してきましたが、やっと日の目を見ることとなりやしたぜ。約10センチ四方のシルク等13ピース入り840円だった。今考えてみると、とってもお買い得だったわ。使う目的もなく買ったが、もっと買っとけばよかった…。(いつもこのパターンね)

このシルク布6枚をパッチワークして前側に使うことに。後ろ側はこのシルクが足りなかったものだから、ウンウン考えてレースでもあしらってみることに決定。っていうんで、使ったのがローマの蚤の市で入手したレース。過去記事参照→イタリアの手芸屋はどこにあるだ

アンティークな雰囲気が出ることを期待しつつ。

パッチワークしたもの。

刺繍するとかビーズをつけるとか装飾てんこ盛りみたいのとか、ウンウン考えたけど、素敵なブレードがあったのを思い出して使用してみたら、なんかこれで充分ですな。素材が良いのでシンプルに行きます。

このビーズ超素敵でございましょ?こちらもキルトフェスティバル的なところで出店していた「フェステナ・レンテJAM」(このお店大好き!)でウットリ購入したもの。アメリカ製。これも何に使うかサッパリわからなかったんだけど、あまりの美しさに買ってしまったコです。やっと日の目を見たわ。ヨヨヨ

おかげでとっても素敵になったんだけど、その後の接着芯を貼る作業でこのじゃらじゃらが非常に邪魔になるのだった・・・。

 

 

さて、その接着芯なのですが。カチッと仕上げたいというのもあり、バッグを作るのにはスワニーの接着芯がすごく良いとの口コミを見て買っておいた、バッグ用接着芯のミディアムタイプを使用することにしました。ミディアムとは言え、スワニーのものは結構厚みがあるのでギャザーがどんな感じになるのかやや不安。でも、きっとこれでいい筈!

で、貼ってみたら結構硬い。でもイメージした硬さになった気がする…。はっきり言って、口金にくっつけてギャザー寄せてみないとわからん。このスワニーの接着芯。とにかくピシッと貼れて素晴しく気持ちがいい!そして、くっついたら剥がれない!という訳で、もう悩んだって無駄なのよーん。

後はミシンでがががーと縫えば・・・というところに来ましたが、布が硬くてまち針が刺さらないではないか!!!ぐふぅ

でも大丈夫( ^∀^)この子優秀。

 

キルト芯を使ったものなんかも、とりあえず押えるのに重宝してます。(でもキルト芯は厚みがありすぎるので、やはりしつけをかけないとミシン掛けた時にずれます。)

とりあえず、今回はこれでずれることなく、しつけも不要。とにかく接着芯がピシッとしているので、仕上がりが格段に美しい!ミシンが急激に上達した様な錯覚。

そして、後ろ側。レースは敢えて幅広に使ってみた。かわいいではないか!(自画自賛)

ところで、このレース。先程も申しましたがローマの蚤の市で買った物。朽ちかけた箱にレースがぎっしり詰め込まれた状態で売ってたのですが、一緒に枯葉やらホコリやらも入っていて、はっきり言って汚かった。100年も経ってるし、ガラクタ扱いだったし、まぁそんなものか…とはいうものの、そのまま使うのはちょっとホコリっぽくてなんだよなぁ。でもアンティークレースって洗って良いの?という事で調査。

フランスでアンティークレースの買い付けをされている方のブログによると、絶対に洗わない派もいるようですが、やはりあまりにも汚れているものは洗ってる。との事!

結局、普通のオシャレ着用洗剤でささっと洗濯しました。でも、繊細なレースなんかは洗う事で弱ってしまうそうなので、よく見極めないとダメみたいです。ぼろぼろの粉々になる事もあるらしいです。

洗濯したものの、結果的には100年分の趣は全く損なわれることなく、非常にいい感じ!古い物って、なんとも言えない味があって本当に奥深い…。

裏布はレトロな雰囲気で。

という訳で、とことん自分の好みのバッグが完成です(^ν^)

今回わたくしが改めて感じたのは。

  • 日頃から気になった物は買っておくべし。その時は使い道ないからまた今度でいいワと思っても、2度と会えなかったりするので。物凄く気に入ったら、できればちょっぴり多めに…。
  • 買い集めたものは、たまに眺めて頭の中に留めておくべし。いざという時に使いたいコが頭にポンポン浮かんでくるのであっという間に材料が組み合わさる。そりゃあもう気持ちがいいくらいに。
  • 製作中に気がついたことをメモしておく。途中でわからなかったり、迷ったことの内容や結果なんかも。好きな物作るには、経験って大事だなぁとつくづく思う。

 

そういう訳で、作る度に次に欲しいものまでポンポン浮かんで来たりしちゃって、収集の旅はまだまだ続くのであった。と、自分を納得させたところでこれにて。